
中国山東省淄博市で1990年5月済青高速公路建設中に大型の殉車馬坑遺跡が発見されました。
車輛化石13台、馬化石36頭が完全な形で残っており中国十大考古発見とされ博物館にして、
保存されています。

殉馬坑の内部ですが殉車馬がそのまま保存され見学できます。
1995年にこれらを含む古代の車馬の展示をして、博物館を拡充しました。
今回は第2回目ですが、見学した順にしたがって見て参りたいと思います。



最初に通されたのは、吹き抜けになっている大きなホールです。
そのには、この博物館のテーマモチーフがあります。

壁雕简介
此壁雕高9.9m,宽4.5m,以汉白玉为地,由上中下三题图案组成。
下为车战,演古车战阵之威武风貌,上为展望景,现车运发展前程之无限;
中为轮运,取意轮运而载驰,可说是整幅主题之所在,总体而言,
该壁雕体现了车载着人类历史,跨越了一座又一座里程碑,
载来了文明的当代并将把人类载向更加文明的未来的意涵,故题曰:《运载千秋》。
さて、つぎの部屋へ入っていくと、古代の車は時代順にならべてあります。



一番初めは商代の車で紀元前17世紀から11世紀の車です。
私たちが現在 みかける最も早い時代の車は商の時代のものであって、これには2種類
あり、2頭立てと4棟立て馬車があります。・・・・商代の車は運輸、乗用以外のおおくは
戦争用として用いられていました。(展示品は 1987年 安陽郭家庄の墓の発掘の時
出土したものを復元したもので、装飾類以外は木製です。)
ところで、日本では古代車の歴史はどうなのでしょうか?
奈良県桜井市の磐余(いわれ)遺跡群から木製車輪が出土しました。(平成13年12月)
出土土器などから飛鳥時代後半(7世紀半)のもので、日本で最古の車輪とされました。
この車輪は、約半分が原形を留めたまま残っており、輪木、スポーク、車輪止めなどの
構造物から復元すると直径110cmになるそうです。
スポークをとめる「ほぞ」などもあり、飛鳥時代には車輪技術は完成していたようです。
それでは、今夜はこれで失礼いたします。
どうもお立ち寄り有難うございました。 周南市 東郭