四国遍路の旅を紹介しています。
今回は第65番札所三角寺(さんかくじ)です。


三角寺は愛媛県四国中央市にある高野山真言宗の寺院で、
由霊山(ゆれいざん)、慈尊院(じそんいん)三角(さんかく)寺。
御本尊:十一面観世音。
御本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:おそろしや 三つの角にも 入るならば 心をまろく 慈悲を念ぜよ

仁王門を入っていきます。


三角寺の創建は天平年間(730年‐749年)に聖武天皇の勒願により行基が開基しました。
空海(弘法大師)が来訪した際、本尊である十一面観世音と不動明王を刻み、三角形の護摩壇を
築き21日間降伏の秘法を施したとされる。
三角寺の寺号はこの護摩壇に由来する、その境内には三角の池が残っています。

三角寺 本堂


「是でこそ登りかいあり山桜」 小林一茶が1795年残した。



三角寺名物の山桜 樹齢300年といわれる。



大師堂



三角寺 薬師堂


三角寺の由来ともなった三角池 傍に弁財天が祭られる


ここに護摩壇を築き護摩秘法をおこなったと記してある。