新聞代の集金にきたお姉さんは、男の子を連れて来ていた。
私たちが玄関のそとで代金の授受をしているとき、その男の子が突然叫んだ。
“あっ ほたるっ!、蛍がいるよ!”
指差す方をみると、網戸に小さい蛍がとまっている。
“おっ、こりぁ~ほんとに蛍じゃのう” と私も昼間見る蛍が珍しく、感心して答えていた。
わたしは、「でかしたぞ!」と思い、早速 写真を撮った。
その、まえの晩 傍の西光寺川で今年初めての蛍をみたのだ。

そして、今年はここで蛍は出ないかも?と思っていて蛍を再びみた時の感動を思い出した。
なぜ、蛍に拘るのかというと子供時代 蛍 とともに良く遊んだからである。
こどもの頃は蚊帳を吊って寝ていたので、その中で蛍を放して電気を消して蛍の光るのを見ていた。
兄弟も一緒だった。
母も父もそのことで私たちを叱った記憶はない。
わたしは、その蛍たちがあくる朝どうなったかも記憶にない。

記憶に残っているのは、蛍の光の点滅の不思議さと、その光跡だけである。
その光跡を残しておこうと思った。
全くの素人なので、どうやれば蛍が撮れるかも知らない。
すぐにいい結果につながるとは思っていない。
なにごとも挑戦である。

その様なわけで、カメラをいじくり回し撮っては消し、撮っては消しの作業の中
なんとか、蛍らしいのがありましたので投稿します。
いじくり回していたので、データも皆目 記憶になく、次回も最初からの
挑戦になりますが、御辛抱ください。
