四国遍路の旅をしています。
今回も84番札所南面山千光院屋島寺です。

屋島寺は、おおきい寺領である。
その中に本堂(十一面千手観音菩薩)
ほか、大師堂、蓑山大明神、鐘撞き堂
屋島寺宝物館などがあります。

正面が宝物館で中には、
「源平盛衰絵巻物」、
「屋島合戦屏風」などが展示されている。


屋島寺本堂です。
重要文化財で1618年竜厳上人によって
建て変えられたとあるが、昭和32年の
解体修理時、鎌倉時代の古材や部材が
発見されたとあるので、建立時の原形を

極力保ちつつ再建されたのだと思います。
入母屋作りで、軒廻りは二重繁垂木です。
高松市公式HPリンクはこちら↓

廣大智慧観の文字がみえます。
観音経のなかに
真観清浄観廣大智慧観悲観慈観とあり
観世音菩薩は煩悩のない清浄なものの
観方で真実のことを観極め、広大な智慧

と大悲観と大慈観が具わっているとの
意味であります。
全面四本の支柱の梁には、華麗な彫刻
が見えます。本堂をつなぐ鴨居の曲線
は、現在日本中を探しても見つからない

でしょう。
鎌倉時代の建築は華美に走らず、
質実剛健であります。

蓑山大明神です。
四国の太三郎狸は日本の三大狸だそう
です。
この一対の狸は人間の高さと同じくらい
ですね。

七福神の石像が並んでいます。

大師堂です。

これも大師堂です。

みなさん、お参りされています。

ひろい境内です。