

紀泰山銘
朕宅帝位,
zhenzhaidiwei
朕(玄宗皇帝自身)は、帝位について、
十有四載,
shiyousizai
十と四年になった、
顧惟不德,
guweibude
顧みれば、ただただ不徳であった、
懵于至道。
mengyuzhidao
道に至っては儚いものです。
任夫難任,
renfunanren
夫(自分)は任されて、難しい任の、
安夫難安,
anfunanan
私は安定し難い仕事を安定にしました。
兹朕未知獲戾于上下,
zizhenweizhihuoliyushangxia
朕は上下(天地の神の心)を獲り戻す事が
出来るか分からないが、
心之浩蕩,
xinzhihaodang
揺れ動く私の心情は、
若涉大川。
ruoshedachuan
大川(大河・銀河)を渉るようであります。