
今日は朝8時前から出勤して仕事をこなした。
今年の啓蟄は3月5日、春分が3月20日なので、農暦で暮らしている身であれば、
そろそろ穴から這い出さねばならぬからだ。
手がきれる私は、午前中には仕事をやり終えていた。
そして、趣味の漢字を勉強すれば私にとって理想的な一日の過ごし方である。
でも、ちょっと横になるつもりが、ずっ~と横になっていたのだ。
今日の写真は、昨日の「翔鳳嶺」と対をなすものであります。
「飛龍巖」石刻オリジナル(1567年明代)は泰山山頂にあるが、これは泰山文物風景
管理局によって、1984年に碑拓複製したものであります。
作者の監察御史 劉翾は、きのう忘れましたが蜀の人(四川省)と書いています。
肝心の「飛龍巖」の字は、どうでしょうか?
いかにも泰山にある石刻の字としてふさわしい力強さを感じさせます。
人が書いた字は、その人の性格や気持ちを写す鏡です、そして出来たものは芸術作品です。
いつも、そう思って習字を書き始めるのですが、3日で終わってしまいます。
(東郭漢字日記より)