回国故事(運動会) | 周南市 東郭の世界

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帰国二日前
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        ~ 留園の二楼、左側一楼、三楼は二楼右側に二棟建っている。ホテル形式で家族・友人も利用可~
 
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       ~留学生のほとんどいなくなった園内で従業員の慰労会がはじまった~
 
上期の授業がおわり、帰国まで10日あまり滞在日数があった。
 
すでに、飛行機の予約は無論のこと、おもい書籍などは郵送した。
 
あと、部屋の中の衣類や若干の土産などトランクに詰めれば帰れる。
 
トランクを開けて、それらをどう入れるか、出したり入れたり、これは要る、
 
これは要らんとか言いながら悩んでいると又窓のそとでガヤガヤ言っている。
 
みると、ここの宿舎のかかりの人が運動場に集まりだした。
 
男もいれば女もいる。顔見知りもいれば知らない人もいる。
 
私の部屋から見えるのは運動場だけであり、何をするんだろう?と看ていたら
 
整列したりして、運動会のあかい横断幕が張られた。手に手にそれぞれ何か
 
持って練習したりしている。総勢50人はいるだろう。
 
そのうち、スピーカーからそれらしい音楽が流れ出した。
 
興味半分、暇半分、眺めていると面白い競技がはじまった。
 
60cm2くらいのクッションマットに一人が乗り後ろの人から一枚貰って前のマットの
 
次に敷きそれに乗る。ふたり目が最初のマットに乗り又後ろからマットを受け取り
 
前の人に渡す。前の人はそのマットを自分のマットの前に敷いて飛び乗り、また
 
後ろの人からマットを貰って同じ動作を繰り返しながらゴールまで行く時間を
 
3組か4組で競うのである。一組10人だとすると11枚のマットを使って最後のマットを
 
先頭に順送りで手渡して先頭の人が自分のマットの前にそれを敷いて飛び移る動作を
 
繰り返しているとゴールまで進むという、競技なのである。
 
寒いー5℃くらいの気温下でわかい娘がキャッキャッ言いながら競っている。
 
途中でマットを落としたりすると最初へマットと戻さなければならない。後ろを向いたり
 
前を向いたり競争チームをみたりして、あせっておとす。そのたびに大声できゃーきゃー嘆く。
 
20歳前の娘も小学生になっている。動きもチョコチョコ、チョコチョコ、キョロキョロ、
 
天真爛漫とはこのことか、無邪気であどけない、自分の孫を看ているみたいである。
 
見物人もだんだん増えている。
 
わたしも、惹かれてカメラを持って、寒いのに看に行った。
 
次に面白ろかったのは、ここの中国式ドッジボールだ。
 
前にも書いたが、あれは今日の為の練習だったのだ。
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                   ~ボールと言っても日本のお手玉を大きくしたような布製の手作り~
 
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        ~左の若い女性が持っているのは、丸い掛け時計、これで時間を計る~
 
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~投げているのは売店の女の子、逃げているのは日直の守衛さん~ 
 
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   ~飛び上がって球を避ける守衛さん、この人は65歳で私と同い年、向こうの鉄棒で大車輪もできる~
 
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           ~売店の女の子チームの受けてで前から投げられた球は、もう後ろへある~
 
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   ~この娘たちは宿舎の客室係りで箸が転げてもおかしい年頃、球に当れば当ったで大はしゃぎする~
 
 
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~球を避け損ねて転んだ女の娘、周りも人の失敗は嬉しいらしい手を叩く人もいる。転んだ娘も笑っている~
 
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              ~男の人達は、宿舎の営繕かかり、チーム対抗戦~
 
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 ~彼女等も地方から来て寄宿生活している、ここの服務員たちはみんな仲が良く家族みたいだった~
 
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      ~ボールから逃げる男女は、服務員たちのお母さんお父さん役である(弁公室の偉い人)~
 
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~後ろの建物に残っている留学生はほとんど帰国した、ー5℃でも彼らは業務の終わりを慰労し楽しんでいる、
 
  横断幕には「留園2011年終趣味運動会」の文字が書かれている。その下には、賞品が山のように積んで
 
  ある。生活必需品が多かった。
 
  私は寒いので引き揚げ大庁で暖かいコーヒーを飲んでいるとみんな帰って来た、みんな顔を赤くして運動会
 
  余韻いまだ褪めやらずといったところ、こんどは、赤い包装の贈り物がキャスター3台に満杯つまれている。
 
  まだ、彼女らは、はしゃいでいる。 ざわめきの中、車に乗り込み何処かへむかう。 
 
  忘年パーティがあるらしい。
 
  これが終わったら、この人たちもそれぞれ故郷で「春節」を過ごすため、帰郷する。~