ガサラーjrのガサラー日記

皆さんこんにちは😃ガサラーjrです✨

今回はマテ貝を採取してきました。You Tubeの方に上がっているので、そちらを交えながらお伝えしていきます。その動画はこちら↓

まずはマテ貝について(生態等)。

分類:

目: マルスダレガイ目

科: マテガイ科

属: マテガイ属

種: マテガイ

身体的特徴:

殻:

  最大で15cm程度になる細長い円筒形の殻を持っ

 ています。その形状が、昔の刀である「馬手差

 (さしがたな)」に似ていることから「マテガイ」

 という和名が付きました。英語でも「razor clam

 (カミソリ貝)」と呼ばれます。殻が薄く割れやす

 いので、取るときは注意が必要

足と水管:

  貝殻の片側からは「足」と呼ばれる筋肉質

 の器官が、もう片側からは「水管」が伸びていま

 す。足は砂に潜る際に使われ、水管は水中のプラ

 ンクトンや有機物を摂取したり、排泄を行ったり

 するために使われます。水管は入水管と出水管が

 一つにまとまった形状をしています。

特徴的な足: 

 他の多くの二枚貝の足が斧のような形をしている

 のに対し、マテガイの足は細長い形をしており、

 器用に砂を掘り進むことができます。

生息環境と分布

生息地: 

 主に内湾の干潟や浅い砂泥底に生息しています。

 波が穏やかな場所を好みます。

 干潟とはこんな感じの場所のことです↓

分布:

 日本では北海道南部以南の沿岸に広く分布してお

 り、朝鮮半島、台湾、中国大陸沿岸にも生息して

水質への敏感さ: 

 マテガイは水質や塩分濃度の変化に非常に敏感で

 す。そのため、水質が悪い場所には生息せず、好

 ましい水質の場所には群生していることがありま

 す。

生態

潜行能力: 

 強力な足を使って砂の中に垂直に深く潜り込みま

 す。数十センチから深い場所では1メートル程度ま

 で潜ることもあります。

摂食:

  潮が満ちている間は、水管を砂地から出して水中

 のプランクトンや有機物をろ過して食べます。

隠れる習性: 

 潮が引いて干潟になると、足を使って砂の中に深

 く潜り込み、乾燥や外敵から身を守ります。

塩分濃度への反応:

 塩分濃度の急激な変化に敏感で、塩を巣穴に振り

 かけると、それを満潮時と勘違いして飛び出して

 くる習性があります。この習性を利用した潮干狩 

 りが有名です。

水管の自切: 

 水管の先端が節のようになっており、外敵に襲わ

 れるなど危険を感じた際には、水管の先を自ら切

 って逃げることができます。

実際の自切する様子↓

産卵期: 

 一般的に5月から7月頃が産卵期とされています。

 います。特に西日本で多く見られます。

ということで、マテ貝のことはおわかりいただけたことでしょう。

では、実際どのようにして採取することができるのかをみていただきます↓

スコップで土を掘った時にでてくる穴に塩を入れることで、マテ貝が飛び出して手で捕まえることができます。
この方法で父が25匹以上採取していました。
肝心の私はというと、3匹でした(^_^;)
中々、穴を見つけることができませんでした…(マテ貝ではない穴も沢山ある)。無念…
採取したマテ貝は美味しくいただきました(バター焼きにして食べました)。完成品はこちら↓
調理の様子は動画をご覧ください。マテ貝はめちゃくちゃ美味しいです。
スコップとマテ貝を持ち帰る用の容器があれば簡単に採取できますので(ウェイダーがあると膝をつけるのであると便利です)、是非やってみてください。参考に動画をどうぞwww下にも動画を貼り付けておきますのでよろしくお願いします。