資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

 三重県鈴鹿市深溝町にある、金剛山 江西寺(こうぜいじ)祈願だるま寺です。






 江西寺は通称「祈願だるま寺」「鈴鹿のだるま寺」と呼ばれ、だるま大師の教えを大切に伝える臨済宗のお寺です。

 毎年2月11日に願いを込めてだるまの方眼を開ける行われ、願いのかなっただるまは10月5日に消姿大供養が行なわれ、その際に焚かれる火は「満願の火」と呼ばれ、縁起がよいとされています。



 絵馬は、だるま大師が描かれた「不撓不屈」絵馬です。

 不撓不屈とは、強い意志を持ちどんな困難や苦悩にもくじけないという意味の言葉で、スポーツ選手が意気込みを語るときや座右の銘などに使われます。この言葉は中国の正史「漢書」が由来です。