資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

 

 東京都葛飾区東金町にある、葛西神社(かさいじんじゃ)です。





 創建は後鳥羽天皇の元暦二年、領主葛西清重の篤信により葛西三十三郷の総鎮守として下総国香取神宮の分霊をお祀りしました。この地は葛西御厨の神域にあり、21年ごとに香取神宮造営の賦役を務めた関係から郷内の守護神として信仰されました。

 

 ご祭神には、

 経津主尊(ふつぬしのみこと)

 日本武尊(やまとたけるのみこと)

 徳川家康公(とくがわいえやすこう)

をお祀りされています。

 

 ご祭神の 経津主尊は、刀剣、武の神として知られており諸願成就や勝負運、武運のご利益があるとされています。そして 日本武尊は商売繁盛、徳川家康命は出世と多くのご利益があるところとされています。

 


 絵馬は、琵琶に巻き付く白蛇が描かれた、家業繁盛・家内安全祈願絵馬です。

 


(厳島神社 祭神:市杵嶋姫神)

 その昔、武蔵国瀬崎の里に鎮座され、御神体を仰ぐご尊像は古めかしく、相州江ノ島神社のご尊像と同一の謹刻ともいわれ、神さびて近隣の里人と共に手厚く祭祀を奉仕していたが、信仰者達が金町に移り住み、離れることができないとして弁財天を金町の地に遷し、氏神の葛西神社の地に祀られました。

 



(撫蛇様)

 厳島大神(市杵嶋姫)のお使いとして白蛇(しろへび)の精が人々の願いを聴き届けられます。

 撫白蛇様を撫でて、出世・金運・芸能・良縁等を司る神様のご神徳をお受けください。