資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。
静岡県周智郡森町一宮にある、小國神社(おくにじんじゃ)、通称、遠江国一宮(とおとうみのくに いちのみや)です。





本宮山の南側の山麓に鎮座する。「小国」という社名は、出雲の「大国」に対する遠江の美称であるとされています。
創建時期は不明なるも、社伝によれば、欽明天皇16年(555年頃)2月18日。現在地より6kmほど離れた本宮山に神霊が示現したので、勅命によりそこに社殿が造営されたのに始まります。
縁結び・厄除の名社として静岡県内外より多くの参拝者が訪れる、遠江国一宮小國神社は、「癒やしの斎庭」と呼ばれる広大なご神域に流れる宮川沿いに大小約1000本のモミジが林立しています。
スギ・ヒノキの古木が立ち並ぶ静寂な雰囲気と神域を彩る鮮やかなモミジの競演は圧巻。宮川沿いは平坦な散策コースとなっていて子どもからお年寄りまでゆっくりと散策できます。

絵馬は、縁起が良いとされる打ち出の小槌にお宝と「遠江国一宮」と書かれています。

遠江国(とおとうみのくに)とは、現在の静岡県西部地域にあたる平安時代中期に成立をした旧行政区分の名称です。当時の静岡県は「遠江国」「駿河国」「伊豆国」として分かれ、独立していました。

