妙妙(みょうみょう)

 優れていて、非常に良い事を妙と言いますので、妙妙は作者の自信作だったのかもしれませんね。





【狂歌】

 目くばせて 覚らすもあり覚るあり 阿弥法華も契る妙妙

 

〈注〉

「覚る」は次の「阿弥」「法華」の宗教にかけてある。

「妙妙」は「きわめて優れている」と言う意味てあるが、「はっきり見えない」意味の「冥冥」にかけて、「目配せ」で意思を通じあう微妙さを表している。