資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

 大阪府守口市土居町にある、守居神社(もりいじんじゃ)です。


 守居神社の創建は、延喜18年(918年)と伝えられています。淀川洪水の際に、素盞嗚尊と賀茂別雷神が「我を祀れ」と告られたことかに、土を居いて祀ったのが始まりとされています。その後、守居神社は、土居神社と呼ばれていましたが、明治5年に守居神社と改称されました。

 守居神社のご利益は、五穀豊穣、家内安全、厄除け、開運招福などです。
 御祭神には、
 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
 賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)
の二柱の神様が祀られています。
 素盞嗚尊は、荒ぶる神として知られていますが、五穀豊穣や厄除けの神としても信仰されています。
 賀茂別雷神は、雷の神として知られていますが、家内安全や開運招福の神としても信仰されています。

 7月25日、守居神社の例祭である「鎮花祭(ちんかさい)」が行われました。「はなしずめのまつり」ともいわれる鎮花祭は、疫病が流行しないようにと疫癘(えきれい)を鎮めるまつりです。まつりの起源は,崇神天皇が大田田根子(おおたたねこ)に三輪の神をまつらせたのがはじまりとされ,その後,平安時代にも盛んに行われました。
 
 絵馬は、 令和元年(2019年)の己亥(つちのと・い)歳の開運招福干支絵馬です。