資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。
熊本県熊本市中央区水前寺公園にある、出水神社(いずみじんじゃ)です。
明治11年(1878年)西南戦争で荒廃した熊本城下の復興を願い、旧熊本藩家臣らにより創建されました。細川藤孝(幽斎)公など、歴代の肥後藩主とガラシャ夫人が祀られていて、美しい庭園を眺めながら参拝できるのも魅力。無病息災や商売繁盛、学業成就などのご利益があるとされています。
絵馬は、流鏑馬式(神事)が描かれた武運長久、無病息災、交通安全祈願絵馬です。 出水神社の流鏑馬式は、武田流流鏑馬保存会によって奉納されており、その歴史は古く、鎌倉時代まで遡ります。流鏑馬式は、春季祭典と秋季例大祭の2回行われます。
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水前寺公園
細川家3代目の細川忠利は、水前寺成趣園の創設者です。細川藤孝は細川忠利の祖父にあたり、肥後細川家の初代として基礎を築きました。ここに水前寺成趣園が造られたのは、細川忠利がきれいな水が湧くことを気に入って、茶屋を建てたことがきっかけとなったと伝わります。