資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。
三重県鈴鹿市山本町にある、椿大神社(つばきおおかみやしろ)です。
伊勢国鈴鹿山系の中央山麓に鎮座する椿大神社は、「椿さん」の愛称で皆様に親しまれ、二千年の歴史を持つ日本最古の神社で、全国でお祀りする猿田彦大神の総本宮として信仰されています。
由緒書きには『猿田彦大神は、天孫 瓊々杵尊降臨の際、天の八衢に「道別の大神」として出迎え、高千穂の峯に御先導申し上げます。そのことより、肇国(ちょうこく:はじめて国を建てること=建国。)の礎を成した大神として、人皇第十一代垂仁天皇の二十七年秋(西暦紀元前三年)、倭姫命の御神託により、この地に「道別大神の社」として社殿が奉斎された日本最古の神社です。また、仁徳天皇の御代、御霊夢により「椿」の字をもって社名とされ、現在に及んでいます。』とあります。
写真は、主神の猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と別宮 椿岸神社の主神の天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が描かれた絵馬と授与品の御みちびき箸です。
(参考)猿田彦大神のイメージ画