連鶴と狂歌〜風車〜風車(かざぐるま)くちばしと羽の先がつながっているので、羽を丸くして形を整えます。躍動感のある鶴の姿が今にも回り出しそうな風車を思わせます。【狂歌】一筆の恋 風車吹き寄せて かくした文の 袖の重たさ 〈注〉狂言の『恋風が来ては袂にかいもつれてなう、袖の重たさよ』を意識したようです。