2月が暖かかったせいでしょうか。そこから春の訪れがずいぶん待ち遠しく感じました。3月には雪が降るほどの寒の戻りもありました。

 4月に入った途端、三重県でもようやくソメイヨシノが咲き始めました。

4月6日 諏訪神社境内にて

 満開間近の先週、テレビで毎日のように桜の名所からの中継がありました。日本人は老若男女、花見が好きですね。シーズンになると出かけずにはいられないのでしょうか。年が明けると、初詣に行きたくなるのと似ているのかもしれません。

 

 日本には花にまつわる言葉がたくさんあります。例えば「花曇り」「花冷え」「花吹雪」「花筏(いかだ)」すべて桜の咲く頃に使われます。美しい表現ですよね。

 さて、いろはカルタに「花より団子」という札があります。これまた、おもしろい言い方です。確かに、花の下でバーベキューや宴会を楽しんだり、屋台をひやかしながら散策したり…。花見だけで帰る人は少ないのかも。

 

 また、季節限定で定番の菓子にも桜バージョン商品を多く目にしますね。和菓子のみならず、ケーキや菓子パンまでキリがないほどの種類です。こんなつぶやきを書いているうちに段々とお腹が減ってきました。

 東海道四日市宿資料館から徒歩数分の東海道沿いにある笹井屋さんは、今月19日頃まで「桜なが餅」販売中です。よろしければ、ご賞味あれ。   (Y)