令和6年が明けました。

 今年最初の開館日は語り部が多く集まり、活気ある雰囲気の中で始まりました。新年早々、入れ替わり立ち替わりお客さまがお越しになり幸先良いスタートです。

 思えば、東海道四日市宿資料館は令和に改元して間もなくのオープンでした。テープカットには四日市市長をお招きし、にぎやかに始まったのも束の間、1年もたたないうちに世界的な新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、長期の閉館を余儀なくされました。

 その後1年半の時を経て、再び資料館の扉は開きました。当分の間、日曜日のみの開館となっておりますが、遠方からわざわざお訪ねいただく方、ついでに立ち寄ったよという地元の方、様々いらっしゃいます。おかげさまで、来館者は2000人に迫ってきました。応援してくださった皆さまに心からお礼を申し上げます。

 また、6月には開館5周年の日を迎えます。この間、展示の内容はアップデートしていますが、徳川家康が伝馬制を整備し四日市に宿場が置かれて以来ずっと、旅人をお待ちする気持ちに変わりはありません。街道歩きのあなたも散歩中のあなたも、気軽に足をお運びください。  (Y)



写真は資料館入口に設けられた迎春のお飾りの数々です。