資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

 

 岩手県紫波町升沢字前平にある、志和稲荷神社(しわいなりじんじゃ)です。


 志和稲荷神社は、天喜5年(1057年)平安時代に東北の反乱討伐の際に、戦勝祈願で伏見稲荷から勧進したのが始まりと言われています。

 

 ご祭神には、宇迦之御魂大神、猿田彦大神、大宮能売大神をお祀りされ、五穀豊穣、大漁、交通安全の守り神として多くの参拝者が訪れます。

 

 境内には、樹齢1,000年といわれる杉の古木があり信仰を集めています。また隣接の志和古稲荷神社は、アイオン台風(昭和23年/1948年)で倒れた神木からキツネのミイラが発見され話題となりました。

 

 絵馬は、的矢が描かれた試験合格祈願絵馬です。