資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

名古屋市昭和区御器所4丁目にある、御器所八幡宮(ごきそはちまんぐう)です。
創立年代は不詳ですが、熱田神宮鬼門(きもん)方位の守護として鎮座されたと伝えられています。
嘉吉元年(1441年)の棟札によれば、八所大明神(はっしょだいみょうじん)として尊称され、現在の名古屋市昭和区の東部に位置した御器所荘(ごきそのしょう)一帯の総鎮守として鎮斎されていた社やしろです。
一説によれば、徳川家康が、小牧長久手合戦の前に立ち寄られたと伝わっており、その祈願が成就したことから、関ヶ原合戦後に社殿の修造がなされたと棟札に残されています。
現在では、厄除開運必勝の神として、合格必勝(入試合格)、縁結び祈願(良縁縁結び)などのご利益をいただけるところとされています。
絵馬は、
なすびの絵と「すべからく実を結びたるなすの花」と書かれた絵馬と、
大根の絵と「大根は大志をつかむ運のもと」と書かれた絵馬の2題です。
