資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

盛岡市内丸にある、櫻山神社(さくらやまじんじゃ)です。
盛岡城跡に鎮座する神社で、岩手県庁の向かいに鳥居があります。
本殿の後方には、巨大な岩「烏帽子岩(えぼしいわ)」が祀られ、吉兆のシンボルとして信仰されています。
江戸時代中期の寛延2年(1749年)盛岡藩第八代 南部利視 により盛岡藩初代 信直 の遺徳を偲び、盛岡城内淡路丸に神殿を建立し、その神霊を勧請して「淡路丸大明神」と奉ったことが始まりとされています。
御祭神は、
南部光行(開祖)
南部信直(盛岡藩初代 南部家二十六世)
南部利直(盛岡藩三代 南部家二十七世)
南部利敬(盛岡藩十一代 南部家三十六世)
の四柱をお祀りされています。
大正15年(1926年) 南部利淳 から寄進された南北朝時代初期の国長作の刀(国の重要文化財指定)が所蔵されいます。
毎年5月25日から3日間行われる例大祭では、お神輿が騎馬武者に先導されて盛岡市内を練り歩き境内には多くの出店が立ち並びます。また、1月26日に開催される伝統行事裸参りは盛岡の冬の風物詩として知られています。
絵馬は、南部家の家紋の「南部鶴」といわれる神紋に、例祭の一場面でしょうか、南部駒と書かれた絵馬、そして楕円形の板に神紋となにやらあやしげなものが描かれた絵馬の2題です。
このあやしげな絵?の正体ご存知の方がお見えでしたらご教示ください。お願いします。
