資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

伊賀市東湯舟にある、手力神社(たぢからじんじゃ)です。
正応年間(1288~1293年)に山岳信仰の霊場、長野県戸隠村(現在は長野市戸隠)戸隠神社・奥社より勧請し、この地に祀ったといわれています。
昔から「湯船の手力さん」の愛称で崇敬され、手や力の神様、延壽の神様として、また現在では、進学、縁結び、交通安全の神様としてもご利益があるとされています。
ご祭神は、天手力雄命(あめのてぢからおうのみこと)をお祀りされています。
絵馬は、白木の板に御朱印を頂戴した絵馬です。
押印の「伊賀忍者守護神」とは、この神社、忍者の里とも関係深く、戸隠の忍法、山本勘助の流儀を秘伝した忍術の達人の藤林長門守、忍者 藤井、藤崎、藤森、藤沢氏と火術、火筒、忍者と狼煙(のろし)などが奉納煙火(花火)と結びつくことから、古くより忍者の守護神とされてきました。