資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。





 新城市門谷字鳳来寺にある、鳳来寺山・鳳来寺(ほうらいじさん・ほうらいじ)です。

 

 寺伝では703年(大宝3)文武天皇の勅願により利修仙人が開創したと伝えられています。

 

 利修仙人は、霊木の杉から本尊・薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将、四天王を彫刻したと伝わり、文武天皇の病気平癒祈願を再三命じられて拒みきれず、鳳凰に乗って参内したという伝承があります。(これが、鳳来寺という寺名及び山名の由来です。)

 

 その後、利修仙人による17日間の祈祷が奏し天皇は快癒され、この功によって伽藍が建立されました。

 

 絵馬は、「峯乃薬師」と書かれた御朱印絵馬と干支絵馬の2題です。

 

 絵馬に書かれている峯乃薬師とは、鳳来寺山に祀られている薬師如来像を意味しています。