資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 尼崎市七松町3丁目にある、七松八幡神社(ななまつはちまんじんじゃ)です。

 

 創祀は、後一条天皇の代、寛仁3年(1019年)源頼信がこの地を訪れた折に、ひとりの小童がこの地の農民の窮状を訴えたのに感じ、1本の松樹のもとにあった小祠を改装して、あわせて松の株を六本植えさせた古事によるという。(「七松」という地名の由来でもあります)

 

 社殿は昭和52年に鉄筋コンクリート造りに改装。末社に稲荷神社があり、境内には戦国時代、織田信長と荒木村重の争いでこの地(七松)で亡くなられた武士及び家族六百二十餘人の慰霊碑があります。

 

 絵馬は、アニメ「忍たま乱太郎」に出てくる七松小平太が描かれた開運招福と厄除けの絵馬2題です。

 

 NHKで平成5年から放送されているTVアニメ「忍たま乱太郎」の登場キャラクターには、原作者の尼子騒兵衛さんが尼崎市出身ということもあり、「尼崎の地名」から名前を付けられたキャラクターが多く登場し、「七松小平太」もその一人です。