資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。






 日進市本郷町宮下にある、白山宮(はくさんぐう)です。

 

 創立年代は不詳、境内に古墳があり、加賀国白山の分霊を勧請した近郷無双の古社といわれています。

 

 大永3年(1523年)本郷城主、丹羽若狭守氏清(天文7年岩崎へ移城)が始めて祭祀を司ったとの記述が見られ、以来、湯立、笹踊り、棒の手、馬の塔(献馬)の神事が氏子によって伝承されてきた「白山の馬まつり」(現在この祭りは途絶えている)で知られていました。

 

 主神、ククリヒメの神は、その名の通りすべてのものを括り結び合わせることをご使命とされ、古語に産靈をムスビと言っているように、すべてのものを産む力(生命力)が、生成化育の信仰を生み、人生は結びの和によって一層大きく発展することを教えています。

 

 絵馬は、ハート形の板を用いた願い事祈願、五角形の板の合格祈願、足王祭祈願絵馬、白山宮と書かれた絵馬の4題です。