資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

橿原市久米町にある、橿原神宮末社の長山稲荷社(ながやまいなりしゃ)です。
橿原神宮御鎮座以前より境内深田池畔近く長山の山中に祀られ、地主神として「開運厄除・五穀豊穣・家内安全」を御神徳とする霊験あらたかな社として崇敬されていました。
昭和15年(1940年)の紀元2600年の橿原神宮境内拡張造営において、地主神としてこの大事業を守護され、無事に事業が完遂したことに感謝して、当時の関係者が稲荷社の拝所や鳥居などを奉献しました。
御祭神は宇迦能御魂神〈うかのみたまのかみ〉・豊受気神〈とようけのかみ〉・大宮能売神〈おおみやのめのか〉です。
絵馬は、狐顔形の板に微笑んでいるように描かれた神使いの狐が描かれた絵馬です。
