資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 長浜市新庄寺町にある、神照寺(じんしょうじ)です。

 

 寛平7年(895年)宇多天皇の勅命により、益信僧正(本覚大師)が初代の住職となり、七堂伽藍の具わった古刹を建立したのが始まりとされています。

 

 観応2年(1352年) 9月下旬、足利尊氏が実弟直義との和解の為、11月2日浅井郡錦織興福寺にて兄弟対面した後、神照寺に仮泊されたとき足利尊氏が境内に萩を植えたと伝わる「萩」の花が今もなお名所として知られています。

 

 絵馬は、寿の文字が書かれた巾着袋に白ねずみが描かれた子(ね)年の開運招福絵馬です。