資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

大津市園城寺町にある、通称三井寺で知られる長等山 園城寺(おんじょうじ)です。
三井寺の本堂、金堂には、本尊として弥勒菩薩(みろくぼさつ)が祀られています。
「寺門伝記補録」によると、身丈三寸二分の弥勒菩薩が祀られていることがわかりますが、 絶対の秘仏となっているために見る事ができません。
この弥勒菩薩は天智天皇の御念持仏と伝えられています。
さらに、推古天皇、聖武天皇、陽成天皇、藤原鎌足、藤原道長、行基菩薩が奉納した 六躯もの弥勒菩薩がお祀りされています。
その他にも智証大師ゆかりの仏像や宝物が秘仏として大切に安置されています。
絵馬は、丸型の板にご本尊の弥勒菩薩像が描かれています。