資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

各務原市那加手力町にある、手力雄神社(てぢからおおじんじゃ)です。
絵馬は、信長ゆかりの社と丑年の開運干支絵馬の2題です。
神社に伝わる伝説のひとつに織田信長にまつわる次のようなお話しがあります。
「織田信長が稲葉山城(現岐阜城)を攻める時に、神社仏閣を焼き払いました。そして手力雄神社を攻めようとした際、急に霧が立ち込め、不思議な力が信長の手足の自由を奪い馬から落ちました。
信長が祟りを恐れ罪をわび、神様である手力雄大神(てぢからおおおかみ)に参拝すると、たちまち霧は晴れ、信長の手足の自由も戻ったといいます。
すぐさま、神前にて稲葉山城(現岐阜城)攻略の戦勝祈願をした後、永禄10年8月、斉藤氏を滅ぼし稲葉山城の攻略を果たしたと伝えられています。」

