資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 宍粟市一宮町須行名にある、伊和神社(いわじんじゃ)です。

 

 播磨国の一の宮・総氏神様と崇められ、農・工・商などの産業や交通安全などの神様として人々の信仰を集めています。

 

 絵馬は、本殿裏の「鶴石」にまつわる伝説を描いた霊夢之図です。

 

 その伝説によると、『一夜にして杉・桧などが群生し、多くの鶴が舞うなか、大きな二羽の白鶴が石の上に北向きに眠っていた。』

 

 このことから、北向きの社殿を造園したと伝えられています。