資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 磐田市中泉にある、府八幡宮(ふはちまんぐう)です。

 

 天平年間(729~748年)に遠江国司であった桜井王が、国府の守護として勧請したと伝えられています。

 

 本殿に祭られている神様(祭神)は、誉田別命(ほんだわけのみこと。応神天皇「主祭神」)、足仲彦命(たらしなかひこのみこと。仲哀天皇「父親」)、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと。「母親」)をお祀りされています。

 

 境内の建物の多くが、江戸時代に建造されたものです。

 

 寛永12年(1635年)に建立された楼門は静岡県の文化財に、中門・本殿・拝殿および幣殿は市の文化財に指定されています。

 

 また、明治元年(1868年)に廃止された神宮寺の築地塀も一部残っています。

 

 絵馬は、酉年の干支絵馬です。