資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

あま市甚目寺東門前にある、漆部神社(ぬりべじんじゃ)です。
漆部神社は甚目寺観音西側に隣接したところにあり、日本唯一の漆、漆器を祀る神社で、塗料や漆器などの工芸品の職人も多く訪れます。
長い歴史の中で、八大明神と称された時もありましたが、昭和中期までに旧来の漆部神社となりました。
御祭神は、三見宿称命(みつみのすくねのみこと)をお祀りされ、漆器や塗料に関する商工芸の守護神として崇敬されています。
絵馬には、神紋に鳥、そして神人和楽(しんじんわらく)諸願大成就と書かれています。
神人和楽は、「神も人も一緒になってわいわい和やかに楽しむ」「神楽」「お祭り」などを指すようです。