資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 京都市上京区烏丸通下長者町下る桜鶴円町にある、護王神社(ごおうじんじゃ)です。

 

 いのしし神社として親しまれる神社は、桓武天皇の平安京遷都に貢献した和気清麻呂(わけのきよまろ)とその姉の和気広虫(わけのひろむし)を祀りしています。

 

 境内には清麻呂公を救った猪が多く展示され、また、猪に助けられた清麻呂公の足の怪我が治ったことから、足腰の病気・怪我の回復にご利益があるとのことで知られています。

 

 絵馬にも猪が描かれています。

 

 例年お正月の頃になると、「イノシシふれあいコーナー」が開催され、珍しい「白イノシシ」が護王神社に来社します。境内の特設テントで過ごしており、時折境内を散歩してはその可愛らしい姿を見せてくれます。