資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

栗東市綣(りっとうしへそ)7丁目にある、大宝神社(だいほうじんじゃ)です。
JR栗東駅から北西へ約0.5km、旧中山道沿いにある神社で「方除・厄除・健康」のご利益があるとされています。
ご祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)をお祀りされています。
この地域は、芭蕉が「へそむらの麦まだ青し春のくれ」と詠んだと伝えられるところで、句碑があります。
神社には社宝とされる2対の木造狛犬(こまいぬ)があり、このうち1対が平安時代作で像高47cm、国指定の重要文化財です。1体は金色をしており、もう1体は銀色に彩色され、緑青で手描きなども施されていたとのこと。
絵馬は、社殿を写真印刷されたものです。
「大宝」の名前から、宝くじ祈願に来る人も多いとか。
その昔、水利権争いを仲裁し子ども相撲を取らせたことから、現在も相撲祭が執り行われています。