資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

大津市本堅田1丁目にある、満月寺浮御堂(まんげつじうきみどう)です。
近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立されました。
現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われ、昔の情緒をそのまま残し、境内の観音堂には、重要文化財である聖観音座像が安置されています。
絵馬は、観音堂の全景を描いた念願成就絵馬です。
浮御堂の山門のそばに五月雨に濡れた浮御堂の美しさを詠んだ阿波野青畝(あわのせいほ)の句碑があります。
「五月雨(さみだれの)の雨垂(あまだれ)ばかり浮御堂」