
現存する日本最古の書物で、神話を含む歴史書である「古事記」の中に次のような歌があります。
『大和は 国のまほろば たたなづく 青がき 山ごもれる 大和し 美 (うるわ)し)』
(やまとは国の中でいちばん良いところである。 幾重にもかさなりあった青い垣根のような山やまにかこまれた大和は ほんとうにうるわしいところである。)
「まほろば」とは、うるわしい よい場所のこと。
誰もが「ご自身のまほろば」をお持ちなのではないでしょうか。
他の人からみて、何でもないも場所も、その人にとっては、かけがえのない、この世でただひとつ 気持ちの安らぐ場所を。
時には、現実でなく、心の中に ひそかに「まほろば」を抱かれる方も。
2月4日立春🌺(一年のはじまり)
あなたの「まほろば」の片隅に、私達の資料館も そのひとつに加えていただけたらうれしいです。
皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げます。(M)