資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 大阪市天王寺区生玉町にある、生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)です。

 

 地元では「生玉さん」とか「難波大社(なにわのおおやしろ)」いう愛称で親しまれ、大阪を代表する神社とも言われています。

 

 創建は2700年前ともいわれ、神武天皇が日向を発ち、奈良盆地と周辺地域を統治する際にこの地にご祭神である生島神(いくしまのかみ)、足島神(たるしまのかみ)を祀られたことが始まりとされています。

 

 ご祭神の「イク」とは生成、繁栄、進歩を意味し、「タル」とは成熟、完成、満ちることなどを意味することから、どちらも国土の発展、生命の発展を願う神様とされています。

 

 絵馬は、平成29年丁酉歳の干支絵馬です。

 

 国産みの結果お生まれになったご祭神より、縁結び・夫婦円満・子宝・安産といったご利益があるとされています。