資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 奈良市春日野町にある、春日大社(かすがたいしゃ)摂社の夫婦大国社 (めおとだいこくしゃ)です。

 

 春日大社は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)をはじめ四柱の神をお祀りする御蓋山麓の神社です。

 

 春日大社の広大な神域には61の摂社・末社があり、中でも境内南側にある12社の神々をお参りする、「春日十二社めぐり」は福徳に大きな力があるとされ、多くの人の信仰を集めています。

 

 その中の1社である夫婦大国社は日本で唯一とされる、大国主命(おおくにぬしのみこと)と須勢理姫命(すせりひめのみこと)のご夫婦の神をお祀りされています。

 

 えんむすびや夫婦円満にご利益があるとされ、夫婦連れや若いカップルも多く参拝されるところです。

 

 絵馬は、おめでたいとされる品々が描かれた開運・良縁・招福の祈願絵馬です。