資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 京都市右京区花園妙心寺町にある、妙心寺(みょうしんじ)です。

 

 全国に3400の寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山として、建武4年(1337年)花園法皇が関山慧玄を招き、この地にあった法皇の離宮を禅寺に改め開山されました。

 

 南から三門、仏殿、法堂と重文の伽藍が一直線に、その周囲に46の塔頭が並び、大灯国師墨跡(国宝)をはじめ、仏像、絵画、障壁画、庭園など多くの文化財を所蔵されています。

 

 写真は、おかげさまと書かれた木札です。

 

 妙心寺では、「報恩謝徳」の願い基づき「おかげさま運動」を実践されています。

 

 報恩謝徳を表したような永六輔の詩があります。

 

「生きているということは 誰かに借りを作ること

 生きていくということは その借りを返していくこと

 誰かに借りたら 誰かに返そう

 誰かにそうしてもらったように

 誰かにそうしてあげよう」(永六輔)