資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 桜井市多武峰にある、談山神社(たんざんじんじゃ)です。

 

 社名は、主祭神の藤原鎌足が中大兄皇子と蘇我入鹿を暗殺するために談合をした「談い山(かたらいやま)」からとったものとされています。

 

 多武峰の山中には楼門(重要文化財)、本殿(重要文化財)、権殿(重要文化財)をはじめとする朱塗りの華麗な社殿が建ち並ぶ中、「春の桜」「夏の新緑」「秋の紅葉」「冬の雪化粧」と四季折々の景色に出会うことができます。

 

 絵馬にある「東大門」は、享和3年(1803年)建立の城郭風門で県指定文化財にもなっています。

 

 本瓦葺きの建造物で、左右には木柵が設けられ、門の中央は板扉で、南側の袖はくぐり戸に設計されています。