資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 長野市元善町にある、善光寺(ぜんこうじ)です。

 

 約1400年もの歴史を持つお寺で、境内には、多くの国宝・重要文化財があり、見どころ豊富です。

 

 日本最古の仏像といわれる「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」をご本尊としますが、特定の宗派には属されていません。

 

 無差別平等の救済を説く寺院であることから、あらゆる階層・性別・宗派の人に信仰されてきました。

 

 またお堂の地下に下りる「お戒壇巡り(おかいだんめぐり)」もよく知られています。

 

 お戒壇巡りとは、ご本尊の真下を通る真っ暗な回廊を歩いて「極楽の錠前(じょうまえ)」に触れることです。

 

 錠前に触れた人には、ご本尊が極楽浄土を約束してくれるといわれています。

 

 絵馬には、善光寺の寺紋である立葵紋が彫られています。

 

 立葵紋は、善光寺を創建したとされる本田善光の家紋に由来されているとのこと。