資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

桑名市吉之丸にある、鎮国守国神社(ちんこくしゅこくじんじゃ)です。
「鎭國さん」「九華明神さん」と親しまれている鎭國守國神社は、桑名城址の中にあります。
天明4年(1784年)白河(現福島県白河市)城内に松平定綱(鎭國公)を祀ったのが始まりで、文政6年(1823年)白河から桑名へ移封にともない、神社も桑名城本丸に移されました。
主祭神は、従三位松平越中守定網公を神とする鎭國大明神(ちんこくだいみょうじん)と正三位松平越中守定信公・樂翁公を神とする守國大明神(しゅこくだいみょうじん)です。
絵馬は、幼い頃の菅原道真公が描かれた願望成就祈願の絵馬です。
神社の相殿神のひとつに、天満天神(てんまんてんじん)が祀られていることからこのモチーフにされたと思われます。