資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

桑名市本町にある、桑名宗社(くわなそうしゃ)です。
通称、春日神社(はるひじんじゃ)とも呼ばれているところです。
当初は桑名神社一社があり、後に中臣神社が境内に遷座し、二社合社となり、拝殿を共有する構造になりました。
拝殿の礼拝所はそれぞれの本殿に対応する形で左右に分かれており、向拝、鈴、賽銭箱等も一組ずつ設けられ、神紋も異なっています。
桑名宗社は、永仁4年(1296年)奈良の春日神社から春日四柱神を勧請合祀したことをきっかけに、以降は春日神社と呼ばれるようになりまし。
絵馬は、8月に行われる石取御神事(石取祭)の様子が描かれている2題です。

