資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

太宰府市宰府にある、太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)です。
大宰府は、平城京や平安京と同じく条坊制を布しき、自然の山河や水城、大野城、基肄城(きいじょう)に護られた防衛都市であり、風水思想にのっとり築かれた都市でもありました。
中心部には政庁の建物が立ち並び、律令制に基づき1,000人を超える官人が働いていたといわれています。
天智2年(663年)、日本が唐・新羅の連合軍に負けた白村江の戦い後、水城や大野城とともに造られ、その後整備拡充されたと考えられています。
現在、大きな礎石が残る大宰府政庁跡は、国の特別史跡に指定されています。
絵馬は、太宰府天満宮の境内の様子が描かれています。
手前の橋は、心字池に掛けられた太鼓橋です。