資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

東京都板橋区赤塚五丁目にある、乗蓮寺(じょうれんじ)です。
乗蓮寺本堂の右手にあるのが高さ12.5mの青銅製の大仏、通称東京大仏です。
昭和52年4月11日、東京大空襲、関東大震災などの悲惨な戦災・震災が起きないように願いを込めて建立されました。
青銅製の鋳造大仏としては、奈良(東大寺大仏/14.98m、台座別で250t)、鎌倉(高徳院大仏/11.39m、121t)、高岡大仏(15.85m、13t)、兵庫大仏(能福寺大仏/11m、60t)などと並ぶ巨大な大仏です。
絵馬は、東京大仏像の隣に、「慈眼視衆生(じげんじしゅじょう)」、「福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)」と書かれています。
これは観音経にある言葉で、
『観音様は何時もやさしい、思いやりの眼をもって、私たち生きとし生ける衆生を見てくださる。
その観音様の心をもって生きれば、海の如く無量に福が集まる。』
という意味だそうです。