資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。


 萩市椿東椎原にある、東光寺(とうこうじ)です。

 元禄4年(1691年)萩藩3代藩主毛利吉就(もうりよしなり)が建立した黄檗宗の寺院です。

 吉就は若くして黄檗宗に帰依して、本山黄檗万福寺に範を求めて広壮な堂を建立しました。

 絵馬に描かれているのは、厄除け祈願の鬼瓦です。

 東光寺大雄宝殿の鬼瓦は、NHKの大河ドラマ「太閤記」放送時のタイトルバックに登場したことがあります。

 鬼瓦は棟を整える目的と魔除けとしての意味を持つといわれています。