資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 京都市伏見区深草藪之内町にある、伏見稲荷退社(ふしみいなりたいしゃ)です。

 

 私たちにとって、もっとも身近な神社といえる「お稲荷さん」。

 

 全国に30,000社あるといわれ、その総本宮が伏見稲荷大社です。そして、稲荷信仰の原点が、稲荷山です。

 

 奈良時代の和銅4年(711年)2月初午の日に、御祭神である稲荷大神がこのお山に鎮座されました。

 

 「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として信仰されています。

 

 絵馬は、鶏が描かれた開運の干支絵馬です。