資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。

あま市上萱津車屋にある、萱津神社(かやづじんじゃ)です。
漬物の神社と知られ、境内には漬物を納める「香の物殿」があり、毎年8月21日の「香の物祭」には多くの漬物業者が参列されます。
日本武尊が東征の途中で参拝した際、村人が漬物を献上したところ、日本武尊は「藪二神物」(やぶにこうのもの)と称えた「薮に神物」と言われたことから、漬物のことを香の物と呼ぶようになりました。
絵馬は、香の物殿が描かれています。
地域の人たちがこの神社に野菜と塩を瓶に入れてお供えしたところ、野菜の塩漬けができたことが由来とされています。