資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。



 東京都港区芝大門にある、芝大神宮(しばだいじんぐう=芝明神)です。

 

 平安時代・一条天皇の御代に創建された約一千年の歴史のある神社です。

 

 永年にわたり関東のお伊勢(芝神明)さまとして崇拝されています、

 

 絵馬には、神社の境内で起きた、「め組の喧嘩」の一場面が描かれています。

 

 め組の喧嘩 (めぐみの けんか)は、 文化2年2月(1805年)に起きた 町火消し 「め組」の鳶職と江戸相撲の力士たちの乱闘事件です。

 

 芝神明の境内で開催中だった相撲の春場所を、め組の鳶職・辰五郎と長次郎、その知人の富士松が無銭見物しようとしたのが発端でした。