資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。




  岩手県平泉町平泉北沢にある、天台宗の寺院の達谷窟 毘沙門堂 別當 西光寺(たっこくのいわや びしゃもんどう べっとう せいこうじ)です。

 

 延暦20年(801年)に惡路王(あくろおう)を征伐した征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)が、惡路王の拠点だった当地に毘沙門堂を創建、翌年に圓珍僧都を開基として別当西光寺を創建したと伝わる、みちのくを代表する古刹です。

 

 絵馬には、毘沙門天が梵字で表されています。

 

 毘沙門天は、多聞天(たもんてん)とも呼ばれ、仏教の守護神で、四天王の一神で、北方の世界を守護するとされています。

 

 一般に右手に宝棒、左手に宝塔をもつ姿であらわされ、七福神のひとつでもあります。